はじめまして。
「オイスターボウイ」です。またの名を「かきあたる」申します。
この度、私がエンジニアを務めるレコーディング&ミキシングサービス「Oyster Music Labo」を新たに立ち上げました。
ミュージシャン、アーティストが音源制作の際に抱える、
・予算がない!
・レコーディングだと緊張して上手く歌えない!演奏できない!
・自分のイメージと違う作品になってしまった!
上記のような課題を解決したい。
それがこのラボのテーマです。
今回はこのサイトではじめてのブログ記事。
ワタクシ、オイスターボウイの
1、自己紹介・音楽遍歴
2、ラボを立ち上げた経緯・想い
を書いていきたいと思います。
もくじ
私の音楽遍歴
高校〜大学 コピーバンド時代
音楽活動をはじめた当時のことを振り返ります。
私は中学校を卒業する頃にエレキギターと出会い、この記事を書いている2021年現在にいたるまで約17?年ほどずっとギターを弾いてきました。(年齢がバレる
「高校に受かったらギターを買ってやる」と親に言われ、それをモチベーションに受験勉強に励みました。
ギターというエサをぶら下げられた私は無事に高校に入学できましたが、田舎の学校なので軽音楽部はマンガの世界の話です。
文化祭が唯一の見せ場でした。イタいMCをしながらアジカンのコピバンをやっていた記憶が甦ってきます。ツライ。
大学生になり軽音サークルに入部したワタクシ。
一番の思い出は新入生歓迎ライブでジョイディビジョンのコピーバンドをやって会場全体を暗い雰囲気にしてしまったことです。たしか「Shadow Play」をやりました。
新歓ライブなんだからもっと明るいバンドを演ったほうが良かったと後悔し、
それから卒業するまで私は「八王子のイアンカーティス」と呼ばれていました。ウソです。
「マニアックな音楽聞いてる俺カッケー!」と勘違いを拗らせた悲しい大学時代を過ごしました。ツライ。
『Long Under Pants』はじめてのオリジナル曲バンド
社会人になり自分で作詞作曲した楽曲をバンドメンバーを集めて演奏するようになりました。
オリジナル曲をやるためにはじめて組んだバンド『Long Under Pants』
当時聞いていた『Yuck』のファーストアルバムの影響を存分に受けておりました。
今でもYuckのファースト大好きです。
アルバムは作らずに解散。
『たべごろスタンダード』2016年頃まで活動
こちらも東京に住んでいた頃に活動していたバンドですね。懐かしい。
痩せている頃のワタシ。
今聞くとメタメタ恥ずかちい。でも心の露出狂なので晒していきます。もう戻れない青春。
故郷の山形に戻り『KO-RIONI』に加入
現在は故郷の山形県に戻り、『KO-RIONI(コーリオニ)』というロックバンドでギターとレコーディングを担当しています。
『KO-RIONI』は私が加入するまでは10年以上に渡りVo,GtのマサハルさんとDrのハルカさんの二人で活動してきたバンドです。
私が加入する前のコリオニ
今でも楽曲のほとんどをVo,Gtのマサハルさんが作詞作曲しています。
私はこれまでコピーバンド以外では自分自身で作詞作曲した曲だけをバンドで演奏してきました。
『KO-RIONI』に加入してからは他人が作った曲のギターアレンジをしたり、曲自体のアレンジアイデアを考えたりと、今までにない経験ができ、とても勉強になっていますし、楽しいです。
私が加入した後のコリオニ。さっきと同じ曲です。
3人になってもベースはいません。無い物は無い精神。
『KO-RIONI』は2020年11月に3人体制になってからはじめてのフルアルバムを発表しました。
その中の1曲、『幽霊のステップ』です。
レコーディング&ミキシングとの出会い
はじめてのレコーディング
レコーディングに興味を持ちはじめたのは、『たべごろスタンダード』時代、お客さんがほとんど入らないブッキングライブに明け暮れていたときのことです。
当時の私はライブだけを繰り返すバンド活動をあまり楽しめていませんでした。
「ライブだけやってても意味なくね?」
「コスパ悪くね?ノルマ代でレコーディングしたほうええやんけ」
そんなモンモンとした気持ちを払拭すべく「音源つくるぞ!」と、生まれてはじめてのレコーディングを敢行。
場所はバンド練習に使っていたスタジオでした。
レコーディングができるタイプのスタジオだったので、スタジオのオーナーさんにエンジニアリングいただき、6曲入りのミニアルバムを録音、リリースしました。懐かしい。
はじめてのレコーディングで感じた課題
なんとか音源は出せたものの、はじめてスタジオレコーディングでは様々な課題を感じました。
金がかかる
インディーのバンドマン、ミュージシャンは基本的に予算がないです。
当時のレコーディングも相当格安だったと記憶していますが、それでも20~30万はかかったかなと思います。
予算がないので時間に制限がありアレンジや実験的なアイデアを試せなかったこともありました。
リラックスして歌唱、演奏できない
はじめてのレコーディングは慣れない環境&基本深夜作業だったため、リラックスした状態で作業できませんでした。
そして元々下手な歌・演奏がさらに下手に…
「練習が足らん!」というのはあったとは思いますが…
イメージと違う作品になってしまった
エンジニアの方に曲のイメージが伝わらず、頭の中の音と違うミックスバランスになってしまった。そもそもどういう曲にしたいのか事前に打ち合わせできなかった。
私がレコーディング、そしてDAWソフトを使用した楽曲制作の勉強をしはじめたのは、この課題の全てを「自分自身で録音・ミキシングできれば解決できる」と思ったからです。
自宅で録音・制作する、いわゆる宅録からはじめました。
右葉曲折ありそれから約5年、東京から故郷の山形に戻り、前述した『KO-RIONI』の活動では録音・ミキシングの工程全てを自分自身でできるまでになりました。
セルフレコーディングした『KO-RIONI』のアルバム
『Slivertone』↓
Oyster Music Laboを立ち上げた理由
セルフレコーディングした『KO-RIONI』のアルバム『Slivertone』を制作を通して、もっともっと沢山の作品作りに関わりたいと思うようになりました。
それがラボを立ち上げた理由です。
『Oyster Music Labo』は、これからレコーディングをはじめる方や音源を制作したいと考えている方が、先に挙げたような課題を感じることなく作品づくりができるよう、お手伝いができればと思っています。
はじめにも書きましたが、ラボのテーマは
アーティスト・ミュージシャンが
・リーズナブルに。
・友達に頼むように気軽に、リラックスして。
・イメージに近づけられるよう、納得いくまで。
音源制作できるよう、サポートをすることです。
Webページにはレコーディングやミキシングのサービス金額を記載していますが、正直、今のところは「無料でもいい」と思っています。
なぜなら今は作品作りに携わる経験自体に価値があると感じるからです。また私は専業のエンジニアではないので普段は別業で生計を立てているということもあります。
専用のスタジオがあるわけではないので、固定費もありません。今後極力、ミュージシャンのお財布に優しい価格設定を考えております。
※レコーディングの規模や曲数にもよりますので、スタジオ確保等の金額は別途ご相談させてください。
私は音楽の専門学校や、プロのスタジオで働きながらエンジニアリングを学んだ訳ではありません。
私が尊敬しているエンジニア『中村宗一郎』さんの言葉をお借りするなら『“バンドの中で機材が一番わかる人”くらいの立ち位置』です。
今まで自分が経験し、得た知識・所有する機材で可能な限り作品づくりのサポートできればと思っています。
まだまだ荒削りではありますが、宜しければご依頼をお待ちしております。